磯子区・洋光台で根本改善なら「整体院フィ–ライトI 洋光台院」

血圧と聞いて、高血圧という言葉を連想する方は多いと思います。自宅や病院でも測定することは身近になっていますね。
今回はその血圧について少しお話ししていきたいとおもいます。

まず、血圧とは
私たちの体内を流れる血液が、血管に与える圧力のことをいいます。
・心拍出量:心臓から押し出される血液の量
・血管内壁:血管の太さ
・弾性力:血管の柔軟性や元の状態に戻る力
上記の3つによって血圧は決まります。
つまり、動脈硬化や血管収縮などにより、硬く細くなってしまった血管は血圧が上がりやすいということです。

高血圧の基準値は変わってきています!
1960年:年齢+90 以下であれば問題なし
1987年:180/100mmHg
(旧厚生労働省により初めて高血圧の基準値が設定される)
1990年:160/90mmHg
2000年:140/90mmHg
(70代は150mmHg、80代は160mmHg)
2004年:140/90mmHg
(65歳以上も若い世代と同じ基準値になる)
現在:130/80mmHg以上の場合にも高値血圧となる

低血圧の基準値
100/60mmHg以下

血圧の考え方
血圧は高いと悪い。低いと良い。と、何となくイメージされている方は多いと思います。
実際は、その人によって血圧は違っていて問題ありません! 

私たちの血圧は一定ではなく、絶えず変動しています。
血圧が上がる時:運動時、集中力を高める時、力を入れる時、大きな声を出す時 など
血圧が下がる時:リラックス時、睡眠中 など

場面によって血圧は変動しますね。
理由として、血圧を上げる事で、脳に十分な血流を運び、集中力や運動力を保つ身体のシステムが働いているからです。
この様な働きは、ホメオスターシス(恒常性)といいます。環境の変化があっても、身体の機能を一定に保とうとします。それにより、血圧の上昇、下降が常に生じているのです。
また、年齢に伴って血管は弾力を失い、硬く・細くなっていきます。そこで、血圧を上げる事で、末梢の部位まで血液を届けてくれます。
心臓より高い位置にある脳や目の血管に血流を届かせるに血圧を上げないと届きません。
つまり、加齢に伴い、血圧は必然的に高くなっていきます。

◯血圧変動の原因
・遺伝
・腎機能低下
・心臓機能低下
・肝臓機能低下
・血管への解剖学的ストレス
・塩分とカリウムのバランス
・精神ストレス
・運動不足
・喫煙 など

高血圧に注意される方は多いと思いますが、実は血圧が低い場合も注意が必要です。
血圧の低下により各臓器へ送られる血液量が減少すると、全身の細胞への酸素や栄養が不足してしまいます。それにより、種々の自覚症状や臓器の機能障害が出現します。
◯低血圧の症状
・脳梗塞
・心筋梗塞
・認知症、認知機能の低下
・癌
・白内障、緑内障 など

高血圧を注意されると、「塩分を控えめにしましょう」と、よく耳にしますね。
体内には塩分濃度を一定に保つ働きがあります。そのため、塩分を取り過ぎると、濃度を薄めようと体内の水分が増え、血液量が増加します。その結果血圧が上昇します。
しかし、塩は私たちの体にとって大切な働きをしてくれます。
余分なナトリウム(塩分)はカリウムを摂取する事で、尿と共に排出することが可能です。塩分を気にされている方はカリウムの含まれている食材を摂ることも大切です。(透析等の方やカリュウム制限されてる方は医師に確認が必要です)


当院では、構造治療による臓器・血管へのアプローチ、食事指導、運動指導なども行っています。それにより、できるだけ薬に頼らなくても良い強い身体を作っていきます。

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