磯子区・洋光台で根本改善なら「整体院フィ–ライトI 洋光台院」

塩といえば血圧の敵!というイメージを一度は持った事があると思います。
血圧が高いと、「とりあえず減塩しよう」と考えたり、「減塩しましょう」と言われたことのある方は多いのではないでしょうか?
世界と比べると日本人は高血圧の人の割合が高く、その人数は男女とも年々増加しています。
しかし、食塩摂取量は年々減少しています。この事から、塩のとりすぎは必ずしも血圧を高めてしまうとは言えません。

1日あたり塩分摂取量の目標値(成人)
男性:7.5g未満
女性:6.5g未満

◯塩の働き
塩には人が生きていく上で欠かせない成分が多く含まれており、生命維持に必要な存在です。塩がないと人は生きていけません。そこで、主な役割を紹介させて頂きます。

⚫︎細胞膜を保つ
細胞内のカリウムと細胞外のナトリウムの濃度のバランスの保ちます。つまり、細胞の浸透圧を維持し、水分量を調整してくれます。また、細胞に栄養素を運ぶ手助けをしてくれます。

⚫︎消化と吸収を助ける
腸内の酵素を活性化させ、食べ物を消化したり、殺菌したりしてくれます。また、ナトリウムイオンは、小腸でアミノ酸やブドウ糖などの栄養素の吸収を助けてくれています。

⚫︎刺激の伝達をする
外部の刺激を脳に伝えたり、脳から手や足に筋肉を動かす為の命令を伝えてくれる神経細胞の働きを促します。

⚫︎抗菌・抗ウイルス作用
ウイルスや細菌の繁殖を抑制させてくれます。塩を含んだうがいや塩水での洗浄は、風邪やインフルエンザの予防にも効果的です。

上記のような働きがあると言われています。

とても大切な働きをする『塩』ですが、そもそもどうゆうものなのか❓見ていきましょう。

◯塩とは
「食塩」は塩化ナトリウム(NaCl)を主成分とする調味料のことを言います。
塩といっても種類は多々あり、私たちが知っている「食塩」は、99%が塩化ナトリウム(NaCl)でできています。残りの1%はミネラル要素になります。この僅かなミネラル要素が私たちの体にとっては重要な栄養素となります。

◯塩の種類
世界中には様々な種類の塩がありますが、塩の原料は大きく分けて・自然塩・精製塩・再製加工塩があります。

・自然塩
海水を天日や煮詰めたりして作られた塩。自然の栄養素やミネラルが豊富なため、旨味やコク、などが感じられます。また、天然塩に多く含まれているミネラルは塩化ナトリウムの吸収を穏やかにしてくれるため、適度に摂ったほうが良い塩です。
海塩、岩塩、湖塩があります。
食品表示:天日・平釜・逆浸透膜 など

・精製塩(食塩)
海水を電気分解(化学反応)させ、塩化ナトリウムを99%以上に精製した塩。そのため、精製塩は不純物を取る過程でマグネシウムやカルシウムなどのミネラルも取り除いてしまいます。
大量生産ができ、安価で買える。
食品表示:イオン膜・イオン交換膜・立釜 など

「再生加工塩・加工塩」
精製塩を岩塩風にしたもの、岩塩を精製したもの、別の食材やエキスを加えたもの。
精製塩の後からにがり(ミネラル)を加えるものも加工塩になります。
ゆず塩、茶塩、フレーバーソルトなど

◯減塩食品
塩分を気にする方は増えてきており、減塩食品を目にする事が多くなってきました。
食塩はNaCl(塩化ナトリウム)ですが、ナトリウムの代わりに、KCl(塩化カリウム)を一定量使用しているものを、減塩食品と言います。
そのため、腎臓病などでカリウムを控えている方は、気をつける必要があります。

減塩のリスク
塩の摂取量が少ないと、循環不全、低血圧、脱水症状、むくみ、新陳代謝の低下などのリスクが高くなります。
夏の暑い日に激しい運動をすると、足がつったりしますが、汗をかいて身体のナトリウムが極端に不足した結果です。水分補給も大切ですが、ミネラルバランスを保つために、しっかりと塩も摂取できると良いです。

 

※疾病がある方は塩の摂取は医師に相談しながら行いましょう。

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