磯子区・洋光台で根本改善なら「整体院フィ–ライトI 洋光台院」

動物性脂肪は体に悪いと聞いたことがあるかもしれません。確かに現代の牛肉や豚肉は、ホルモン剤や抗生物質を打たれ、それが脂質に溜まると言われています。そのため、脂身は少し考えて摂取しなければいけない時代になったと私達は考えています。

しかし、本当に動物性脂肪だけを考えてみると体に悪いのでしょうか??
1970年代以降のデータをもとに書いていきたいと思います。

日本では1970年代以降のデータを見ると脳卒中が減少しています。
昔と比較するとはるかに少なくなっています。そして、脳卒中が減少し始めた時期は、日本人の食生活が欧米化して、肉類、バターなどの消費量が増える時期と一致しています。

それらを踏まえて考えると、肉類やバターなどの動物性脂肪が脳卒中のリスクを低下する可能性があると言えます。

実は、この仮説が正しいか、ハワイの日系人8000人を対象によって明らかとなっております。

ハワイの日系2世や3世は、遺伝的には日本人と共通点が多いです。
しかし、食生活は欧米の食事が日常となっていました。日本で成人病が増えたのは欧米の食事が普及したためだという説の真偽を検証するために、彼らの食生活と病気の関係を調査しました。

この調査の結果、動物性脂肪の摂取量が少ないほど脳卒中になる危険性が高いことがわかりました。
もともと植物性の油が血液サラサラになり、動物性の油が血管を詰まらせる言われてた常識とは全く違う結果になっています。

では、脳卒中と動物性脂肪の間にはどんな因果関係があるのか?

脳卒中には、細い動脈が血栓に詰まると脳梗塞と、血管が破れる脳出血に大きく分かれます。
脳出血の方は、血管作りの材料となるタンパク質の不足が原因の1つだと言われています。
血管が脆くなると、血圧が高くなったときに弾力を失った動脈が破れてしまうため、出血が起こります。

一方、脳梗塞の方は血液の粘性が高くなると血栓ができるようになります。
以前、油について記事を書きましたが、
「不飽和脂肪酸」と「飽和脂肪酸」という種類があり、不飽和脂肪酸はきわめて酸化しやすい油になります。そのため、摂りすぎると過酸化脂質になる、と言われています。

それに対して動物性脂肪は酸化しにくく、血管壁のコラーゲン繊維を強固にしてくれる脂肪とも言えるのです。

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