健康を維持するために、「運動」という手段が流行しています!
運動は血流を良くし、血液は酸素と栄養素を体の組織に運び、体に必要な物質が豊富に存在しています。
それらを体中に回す事はとても大切になります。
そのため、運動自体はとても良いことですが、最近では動作を獲得するために運動を行うようなエクササイズ系も行われています。人は動作を獲得するために順番があり、この順番を知りながら動作を獲得すると効率良く行えます!
その基礎知識を書いていきます!
スタビリティとモビリティという言葉は知っていますか?
知っている人もいらっしゃると思いますが、人が動きを獲得するまでの発達段階です。
これを理解してトレーニングを行ったり、部活の練習をする事でパフォーマンスの向上が見込まれます!
まずは、どのような段階があるのか❓しっかり把握していく事が大切です。
●モビリティ
発達段階では最初に起こるのが運動性です。
赤ちゃんを想像すると分かると思いますが、最初は手足をバタバタさせて動き続けています。
これによりカラダの運動性から次は重力に対してどのようにカラダを動かしていけるのかを学習していきます。
●スタビリティ
運動性が出現した後に支持性が生まれてきます。
支持性が生まれてくると基底面上に対してのカラダの操作が上手になるため、寝返りなどの移動ができるようになります。
●モビリティ オン スタビリティ
運動性も支持性も上手になってくると次はカラダを支持しながら運動を行う事ができるようになってきます。四つ這いからの片手を前に伸ばす動作などはそのような要素を含みます。
●スキル
運動性も支持性も使いこなすことができ、動きが自動化してくる動きです。
簡単に言うとカラダを自由に動かしていくことができます。
このスキルを身につける事で動作の遂行を可能にしていきます。
これらの発達段階を知るだけでも、運動の中で今どこまでが出来るかを見て判断できるようになります。
自分は、今どの段階にいるのか。
例えばスタビリティレベルが出来ないのにスキルレベルで運動していないか❓
色々確認しながら臨床を進めていくと的確なトレーニングが出来ると思います♬
さらには、それに見合った運動の内容に変化させていけばパフォーマンスは上がっていきます!
私達、フィ–ライトIではこのような運動段階も意識し指導にあたります。
運動をすると体が痛くなったり、重くなったりしてしまう場合、まだ運動自体のやり方の段階を選ばなくてはいけない状況かもしれません。
段階的なパフォーマンスアップは運動の獲得だけでなく、健康的な運動に繋がります!