人体に必要な要素である酸素や栄養素、ホルモンを運ぶ大切な役割を果たしているもの、これが何かみなさん分かりますか?
そう、血液です。
血液が供給されない場合、血行が悪いというような言い方もすることがあります。
血行が悪いと起こる現象はどのようなものがあるでしょうか?
身近なことで言うと手足の冷えや肩こり、眼精疲労や腰痛、なとが挙げられます。
血行を良くするにはどのようなことが必要でしょうか。
まず血行が悪くなる機序は、
加齢や喫煙、飲酒などの生活習慣によって血管が傷つき、血管の内側が厚くなると血流が滞りやすくなります。
まずこれらを見直すことも重要です。
そしてこれら以外に重要なことが、
ストレスや自律神経の乱れです。
: ストレスは自律神経を乱し、交感神経を刺激して血管を収縮させ、血行不良を引き起こします。また、それにより血流の調整機能が正常に働かなくなります。
水分の不足
: 水分が不足すると、血液の粘度が高まり、血液がドロドロになる原因となり、血流が悪くなります。またこれにより血液以外の体液も循環が悪くなってきます。
などのことです。
逆に血液が身体の隅々まで巡らないとどうなってしまうでしょうか?
例えば、骨に障害が発生し血液が供給されなかったとします。これにより、骨細胞に栄養や酸素を送る血流が遮断されることで起こる現象が骨壊死です。
この骨壊死が起こった場合、骨壊死部分が脆くなり、潰れたりして痛みや機能障害が起こり、変形してしまうこともあります。
これらが起こってしまった後に治すことはとても難しく時間もかかってしまいます。しかし、普段から身体の隅々まで血液が供給される身体を維持しておけると、これらが起こる確率はグッと下がってくるわけです。
身体の構造をしっかりと整え、血液が身体の隅々まで巡っていくこと。身体の痛みがある部位、不調な部位に対してこれがとても重要なことです。
そのために、身体の構造をしっかりと整える事で血液を回す事がとても重要な事になってくるのです。