細胞や体液、血液、リンパは病原菌や腫瘍細胞の成長と増殖を防ぐ力をもっています。
この防ぐ力を「抵抗力」といい、抵抗力が高い人は感染症に比較的かかりにくい事が分かっています。
またこの「抵抗力」が低い人ほど、感染症にかかりやすくなります。
人は皆、体外からくる物質に対して抵抗力を持ち、生命の不変の自然法則と化学作用により健康が成り立っています。
体内でウィルスや菌が増殖すると、その瞬間から抵抗力の量が増えます。抵抗力は増殖するたびに増え続け、ウィルスや菌が体を征服するか、体が病気を征服するか、両者が拮抗するまで続きます。
この抵抗力がないと、ウィルスや菌に体を乗っ取られるか、拮抗し続けると、好中球の死骸から膿ができてしまいます。体が抵抗してくれるけれども、その後の残骸が残り続けてしまう現象が起きるのです。
余談ですが、正義のヒーローが地球のために戦ってくれたけど。街の地形が歪んでしまう現象が起きます。まさにそのような事が体の中で起こるイメージです。
テレビだと、戦った後の地形は綺麗になっているのですが、、中々現実ではそうはいきません。。
それが原因で、体の中には残骸が残ります。
体がウィルスや細菌に侵されないためにはこの体の残骸を、スムーズに治癒反応へ修正していかなければなりません。
では、どうしたら、良いのか？？？
それは、「自然抵抗力」を強くしていく必要があります。
ん？？
自然抵抗力はどうしたら、強くなるの？？となりますが、前回記事に記載した血液が鍵になってきます！！
血液中の微粒子は、病原菌や毒素、あるいは腫瘍細胞に対して強い親和性を示し、それらを中和したり破壊したりして生体の健康を維持してくれます。
血液が物凄く大切な事が分かりますよね。
血液自体を綺麗に保つためには、もちろん栄養や呼吸、運動量など挙げられますが、1番大切なのが自分の体の中に血液がスムーズに流れているか？になります。
体の構造が歪み血液が流れていない状況を作ってしまうとその部位の抵抗力は落ちてしまいます。
その状況で栄養や呼吸、運動をおこなうよりも、体の構造が整い血液がスムーズに流れる状態でおこなった方が効果が倍増し、健康状態が保たれるのです。
最近では、栄養指導なども含まれて行われていますが、まずは体に不必要なものや負担がかかるものを排除し、呼吸をしっかり整え、体の構造を整え、軽い運動を行います。
その状態を保つ事で、体の抵抗力が高く、強い体で生活ができるのです！！
